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ブログ・ワンポイントレッスン

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【マット運動】後転②

こんばんは。
スポーツひろばの今村こころです。
いよいよ7月に入り、まだまだ雨降り多いですが、猛暑日を予感させる暑さを感じる日が増えてきました。

今日も前回に引き続き、
【マット運動】後転の指導法の続きです。

技の完成までの3つの段階

①構える
②回る
③立ち上がる

のうち、前回は
①構える
について書きました。
今日はその続きからです。

②回る
スムーズに後方に回るためには、2つのポイントがあります。

ポイント1)
体を支持する手をしっかりマットにつける

まずこれが前提です。

事例1:最初に上手く構えられていても、後ろに倒れる頃には構えが崩れ、マットに手をつけることができない。

…上記のような事例は、
①構えるでご紹介した、
★ブリッジ
★ゆりかご(ウサギゆりかご)
の感覚運動で、後ろに転がった時に、耳の横に構えた手がパーでマットにつけられるように練習をします。


ポイント2)
お尻を高く上げ、足を頭の方向に素早く持っていく

事例2:手をつけたのは良いが、後ろに回れない(仰向けのままか、足が横に崩れる)
…上記のような事例を克服するのが、このポイントになります。

座った姿勢から後方に転がって、お尻を高く持ち上げる、その結果足が頭のてっぺんに着くというような感覚運動に取り組みます。
★肩倒立:仰向けになり、腕で腰を支え両足を揃えて天井にまっすぐ立てる (お尻を高く上げるという感覚運動)
★ウサギゆりかごつま先トン:ゆりかごからお尻を高く上げて頭上の床につま先をタッチする(手をかざしながら動きの方向を誘導してあげてもよい)

お尻が持ち上がれば足の重さで自ずと後方へ回ることができます。

③立ち上がる
手がマットにしっかりつけていること(①構える)、お尻を高く上げて足がその重みで後方に倒れていく(②回る)ところまでできたら、最後段階は、手でマットを押すという動作が求められます。

その前にまず、
「上手に回れると最後は、クマ(四つん這いで膝がつかない姿勢)になるよ」
「手つきウサギ(手をマットにつけて、足を閉じた構えの姿勢)になるよ」

…など、立ち上がった結果、最後にどのような体勢になるのかイメージをもたせます。


その上で、マットを押すという立ち上がりに必要な動作の練習に進みます。
この場合、指導者は補助を行い負担を減らしてあげる中で伝えてあげます。

★補助:指導者は立って、子どものお尻が上に上がって来たタイミングで子どもの腰をつかみ、お尻を高く持ち上げる補助をゆっくり行いながら、「今、腕を伸ばす!」と声いうような声かけをします。

余裕のない動きの中で、マットを押すという感覚は掴みにくいものです。子どもに身につけてほしい動作、感覚に集中できるよう負担を軽減したり、動きを絞るような条件作りが大切となります。



…以上がすぽひろで実践している【後転】の指導法です。

【前転】同様に、技の完成だけが「できた」ではなく、一連の動きを細分化して、部分結果や努力を認めてあげる、そのような経験を積み重ねて、繋げていく過程が、「できた」のもっと先にある「嬉しい」「楽しい」「運動が好き」に繋がっていくのだと思います。

【マット運動】は
回転系の技
前に回る【前転】
後ろに回る【後転】
を基本に、
足を開く【開脚前転】【開脚後転】
倒立系の技
【倒立】【側転(側方倒立回転)】
等他にもたくさんあります。
また2016年度下半期(12月)にもマット運動に取り組みますので、指導法をご紹介していけたらと思います。

7月の運動テーマは、
【跳び箱運動】
今月も子どもたちと頑張ります!

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