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ブログ・ワンポイントレッスン

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選手クラスに育てる!?その時親は?

 

選手クラスを目指す。将来オリンピックやプロを目指す。

こういったご家庭があると思います。

私も今までに何人もそういった子供を見てきました。

なんでもそうですが、プロになる事はスポーツに限らず、道は険しいです。

努力や気持ち、練習の量だけでプロになれる程あまい世界でもありません。


幼少の時代から専門種目を行っているご家庭にお話を聞くと

学校が終わってから毎日練習。もちろん土日も練習。

ほぼ毎日帰り時間は夜8~9時という状態。

正直な意見として身体は大丈夫なの?

もちろん練習は大事ですし、反復をすればするだけ身に付いていきます。

しかしそれは、モチベーションがあっての事で

意識が低いとただの苦痛にしかなりません。

もちろん意識が低くても伸びますが、伸び方は全然違います。


まだまだ子どもです。

甘えたい時もあるだろうし、練習をしたくない時もあるでしょう。

そして、友達とも遊びたいでしょう。

選手クラスの道を選んだ時点で、様々なものを我慢しているのです。

この状態で親御さんが厳しい言葉をかけても、子どものモチベーションは下がるでしょう。

むしろ辞めたくなってしまいます。


選手クラスを育てる為の親ができる事。

「心のメンテナンス」

「先生がこういってたでしょ!」とか「なんでできないの?」は禁句です。

子どもの成長を妨げてしまうでしょう。

親は子供のサポートに徹しなくてはいけません。

子どもが「できない…」「やりたくない…」と言ったら

頭ごなしに叱ってしまってはいけません。

「なんでできないか考えご覧?先生はどういってた?もう一回思い出してみよう」

「どこが悪いと自分では思う?先生といっていた事と何が違うんだろう?」

等の自分で考える方向に持っていたり

「辞めるなら辞めても良いけど、本当にそれで良いのかもう一回良く考えてご覧」

といった自分で考え、そして結果を出す様に持っていくのが望ましいでしょう。


更に話を聞くと…

練習前のストレッチや柔軟を行わない。

終わったら、整理体操をやらない…


これは相当に問題な事です。

成長期の子供は、怪我をしやすいです。

選手にとって怪我は付きまとうものですが、予防ももちろんしています。

もし、選手・プロクラスを目指すのならば、自分の身体の事も考えなくてはいけません。

子供の時の怪我はクセになりやすく、一生ものの怪我や選手生命に関わる怪我にもなりかねません。

選手クラスの為に親ができる事。

「身体のメンテナンス」

もちろん、準備・整理体操をしっかり行ってくれるところもあります。

しかし、その種目だけ教えて終わりのところも少なくありません。

指導時間が限られてますからね。

そういった場合は、親御さんがしっかりとストレッチや柔軟をしてあげるのが良いでしょう。

とあるお客さんでは、親御さんが按摩マッサージの資格を取ってしまった

家庭もありました。

そこまでとは言いませんが、ストレッチや柔軟などの身体のメンテナンスは

親も勉強する事が可能です。

子どもは痛みを我慢したり、隠したりする子もいます。

筋肉の張り。疲れ。痛み。いち早く察知してあげて、頑張っている子どもを応援してあげましょう。


子どもの可能性を信じて、選手クラスに送りだす親御さんへ

時には厳しく・時には優しく。

優秀なコーチがつけば良いってもんじゃないですよ!

優秀な親御さんあっての、子どもです。

子どもの一番のサポーターになってあげて下さいね!

 

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