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ブログ・ワンポイントレッスン

新体力テスト

【長座体前屈】倒れることができない理由

こんばんは。

スポーツひろばの今村こころです。

 

4月のレッスンのテーマは【体力テスト】でした(おしまい!)。

 

・・・・・ではなく!!!

 

 

 

5月に入り、6月末ごろまで体力テスト計測目前のお子様も多いのではないでしょうか。

 

 

 

体力テストは、種目で見ることができる運動の様々な能力の何が強くて何が弱いのかを知ることができる機会にすぎません。

 

結果は結果にすぎず、これからレベルアップしていくためのきっかけとなる【体力テスト】にしていきたいものです。

 

・・・ということで、

まだまだ引き続き【体力テスト】のご紹介をしていきたいと思います。

 

 

スポひろで扱っているのは以下のとおり・・・

 

①握力

『【握力】』ぎゅっと握るだけではない!奥深き握力の世界』

 http://ameblo.jp/spohiro/entry-12270700274.html

 

②長座体前屈

 

③上体起こし 

『【上体起こし】継続は力なりってホント!?』

http://ameblo.jp/spohiro/entry-12269840829.html

 

④立ち幅跳び

『【立ち幅跳び】についての研究活動』

http://ameblo.jp/spohiro/entry-12269863887.html

 

⑤反復横跳び

『【反復横跳び】ふりこのように真ん中に戻ってくる!』

http://ameblo.jp/spohiro/entry-12269499637.html

 

50m走 ※5月【ランクラス】のみ

『フォームなんてどうでもいい!』

http://ameblo.jp/spohiro/entry-12264743682.html

『運動会徒競走対策 スタート編』

 

⑦ボール投げ ※5月【ランクラス】のみ

(⑧20mシャトルラン) ※スポーツひろばでは今年は扱っておりません

 

 

今回ご紹介するのは

 

 

【長座体前屈】

 

 

地面に足を伸ばして座り、手を伸ばしどこまで体を前屈させることができるかという体の柔軟性を計測する種目です。

 

 

「せーの(前屈!)」

 

「固っ!?」

 

周りにいませんか?

 

 

背中を押してもうんともすんとも、前に倒れることができない・・・

滑る床ならば、長座姿勢のまま前に進んでいく・・・

 

思わずそのような感想が漏れてしまうような人が倒れられない理由の多くは、

 

 

 

 

「痛いから」

 

 

 

 

というものがあります。

 

 

人(親=大人)に押される場合はなおさらです。

加減が自分でコントロールできず、活動からも逃げられない分、痛みとして経験が積み重なってしまうと、腕で前に倒れるのを徹底ガード、そして緊張で体はカチカチに・・・。

 

子どもが自分でやる際は、本人の意思・・・・痛いのは嫌・・・ということで、伸び(少しの痛み)も感じないレベルで前に倒れているだけ。

 

上の2つのケースのようになっては、ストレッチもあまり意味を成しませんが、それはすべて「痛み」を防衛しようとする本能から来るものではないでしょうか。

 

 

 

 

「怖さは慣れるが痛さはなれない」

 

 

 

 

これはスポーツひろばの指導方針の1つでもあります。

 

 

体力テストの長座体前屈は子ども自身がやるもの。

 

 

限界まで自分でぐーっと倒れる閾値を上げられるように、

事前に以下の3つの見通しを示してあげるといいでしょう。

 

 

①【痛さ】の見通し

伸びる=少し痛いくらいが○ということ

※保護者が一緒に行う場合は柔軟の強度を加減してあげる

 

 

②【伸ばす時間】の見通し

「5秒伸ばそう」など、短い時間取り組み続けること

 

 

③【伸ばし方】の見通し

「とにかく遠くに」は漠然としすぎて×

●股関節から曲げる

 ※お腹と足が近づく、目は膝を見る

 ●伸ばすときはゆっくり息を吐きながら

 

 

 また、取り組む前に長座体前屈で伸びる足の裏の筋肉を、軽く叩いたり、立って前屈したり…ほぐしておくといいでしょう!

 

イメージや体の動かし方のちょっとした工夫によってすぐに記録は伸ばすことができます!

 

 

 

 

・・・・が!それ以上のレベルアップのためには、筋力と同様、日々の積み重ねがものをいうのが柔軟性。。

 

レベルアップのためには、1日10分ずつでも継続的に毎日取り組むこと。1週間1時間徹底的にやるよりも何倍も効果があります。

 

 

 

「継続は力なり」

 

 

 

継続的に取り組むことが大切です!

 

 

・・・・とまあ、言ってみたものの、

コレ、大人でも難しいことです(私もぎくり)。

気持ちに正直な子どもなら、やりたいことではないことはなおさら。

 

 

子ども「なんでやるの?」

子ども「やりたくない(痛い・つまらない・めんどくさい)」

 

 

が出る可能性大。

 < /p>

そこで「~のためになるから」「やらなければならないから」という具体性の欠ける大義名分は全く響かないことでしょう。

 

 

ということで次回はこちら

 

 

【継続的に取り組む工夫】

 

についてです!

 

 

 

 

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