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ブログ・ワンポイントレッスン

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25Mを泳ぐコツ

おはようございます。

スポーツ広場 代表 です。


夏休みの水泳レッスン!
続々と25M泳げる子が増えてきてます。

その水泳で親子さんや、新人インストラクターから

よく受ける質問があります。

「25M泳げるコツってなんですか?」

私の答えはこうです。



「気合いです!」



なんだ!精神論か…

と思った方もいると思いますが



どんなにフォームがキレイでも

どんなに息継ぎが上手くても

どんなに体力があっても

子供にとって、25M泳ぐは

未知の領域

です。


だから不安なんです。

どんなに上手く泳いでも
不安があると息がきれてきます。


皆さんも恐怖や緊張すると呼吸が激しくなりますよね?

だから、不安と緊張があると

どんなに息継ぎが上手くても、苦しくなるのです。

教えてる子全員が

「絶対に25M泳いでやるんだ!」

と高いモチベーションをいつも持っていれば

不安や緊張を吹き飛ばせるでしょう。

しかし

運動に対して苦手意識が強いとそうはいきません。


だからまずは楽に泳げるフォームを徹底します。
もちろん鼻から空気を出して口から吸うボビングもやります。

それができて

「気合い」

が成立します。


私の教えていた子で…

ここ2回くらいのレッスンで

20M弱までは泳げるようになったが

25Mにはいかない…

フォームはスゴいキレイ!

息継ぎもバッチリです。
ただスゴい不安症です…
私にはこの状態であれば、確実に25M泳げる自信がありました。

そこでちょっと荒療治を
この子は深いプールは断固拒否をしてたので

「次で25M泳げなかったら深いプールな!」

子供はスゴく不安になりましたが、一方で

「絶対やらなきゃ」

と言う気持ちも出てきて
見事に次で25Mを泳ぎました。

その後調子にのって、30M・40Mと距離を伸ばし

結局最後には50M泳いでしまいました。

本人も「泳げちゃった…」

って顔をしていたのが印象的でした!


まったく泳げる要素や技術がない子に

気合いだけで泳がせても
やる気は起きないでしょう。

できる条件・要素を全て満たして

はじめて「気合い」が成立するのです。

頑張れ!あとちょっと!
だけでは、25Mは難しいです!

技術が伴ってから、精神論でいくのが、一番早い方法ですね!

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