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教育における体罰を考えるシンポジウム

こんばんわ


スポーツ広場 代表 です。



先日


教育における体罰を考えるシンポジウム


に参加してまいりました。



体罰



昔の教育の現場では当たり前の様に行われていたと思います。


私も小・中・高と体罰は受けてきました。


しかし、それが当たり前とも思っていたし


部活で、と言うのもありましたが


体罰は良い思い出です。



今回シンポジウムで一番印象に残った話が



「敗北感」



です。


負ける事に弱くなった日本人



現在新入社員で入った新人が


上司に怒られて辞めてしまうケースが多いとも聞きます。


怒られる事に慣れていないのでしょうか?


上司に当たる先輩も戸惑っている様です。




体罰を激しく禁止されている現在


小学・中学当時に怒られる事に慣れていない


褒め教育のみでは人間は成長できないのです。



褒め教育では


「喜び」


は大きく味わうことはできるでしょう。


しかし


「怒り」


といった感情は


味わう事ができません。



子供の時期は


本能


を鍛える大事な期間であります。



喜び


怒り


哀しみ


楽しみ



喜怒哀楽を表に出す事によって


感情のコントロールを覚えていくのです。



しかし


現在の教育では、大人の良い意味での理不尽さがなく


怒りの感情表現が少なく


そして、その怒りを我慢をするケースが少ないと言えるでしょう。



なので、キレる子供が増えたのではないのか?






私の中では大人は理不尽では無いといけないのではないか?


と思います。



子供にとって納得できない事でも


大人の意見が通る事によって


子供に対して自分の意見が通らないこともあるんだよ。


と言う事を教えないといけない。




人間は楽しみだけでは行動できない。


哀しみ

怒り

そして喜び

楽しみ


このループなのです。


私が部活時代も


好きだから楽しいけど、楽しいだけでは上手くなりません。


相手に負ける事によって哀しみが生まれ


そこから


「絶対に上手くなってやる!」


という怒りの感情が入り


練習に打ち込み


相手に勝つ事によって


喜びに変わり


また部活が楽しくなる


その繰り返しで、成長していきました。




負ける事によって人間は成長できるのです。


小さい内から敗北をたくさん経験する事によって


大きく成長していけるのではないでしょうか?



現在の平等教育では社会で生きていけないと思います。


ただでさえ、今の社会は競争社会ですからね・・・


今の教育には昔の様な理不尽さも必要と改めて感じることができた


シンポジウムでしたね。




最後に内容とは関係ないですが


とても印象に残ったのが


ゲストの桜井よしこさんが


入る時と退出する時に


日本国旗に美しい礼をしていた事でした。


愛国心(こう表現すると御幣がありますが・・・)


の重要性を桜井さんは良く訴えています。


その事についても今度書いていきますね。

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