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ブログ・ワンポイントレッスン

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みんなの中で、自分でやる!

こんばんは。
スポーツひろばの今村こころです。

11月も終盤となりました!
2016年最後の12月も目前ですね。

11月のスポひろの運動テーマは、
【ボール運動】です!

色々な大きさ・質感のボールを使い、
キャッチ、パス、投げ、ドリブル…
手や足でのボール操作に取り組んでいます。

1番大切なのは、
「見る」ということ。

ボールに限らず、他のどんな運動でも、運動に限らず、他のどんな勉強でも、相手やものを「見る」ことによって「まねる」ということから始まります。

先生と子どもたちという関係性の中で、先生として伝える努力はのはもちろん、子どもが他のお友達を「見る」「まねる」=みんなで一緒に頑張る!という場面が沢山つくれるような活動を取り入れています。


写真は、幼児クラスのボール集めゲームの模様です。

ゲーム前の基本動作や感覚運動を踏まえて、動く沢山のボールを見ながら1人で何個あつめられたか、というところから、まずは、自分の操作スキルや方法を学びます。
その上で、次はみんなで何秒で片付けられるか、という課題に変えました。
最初は1人で各々ボールを集めていた子どもたちでしたが、自分の届かないところを近くの子どもに教えてあげる、ボールが場にないと気づいた子どもはまだ探す子どもに声をかける、2チームに分ければ見ている相手チームから応援の声が飛ぶ、相手チームはお友達が上手くいったところを真似をする…この様に変わっていきました。

先生としての私は、ボール操作といった体の動かし方だけでなく、取り組み方を含めていいと思うところを褒め、こうしたら上手いくかもというヒントをつぶやいていた…だけ(なんていってはいけないかもしれませんが)です。

学校や大人になった時の社会の中では、誰だって「みんなの中で、自分でやる!」という状況に置かれます。3人集まれば文殊の知恵…1人ではできない結果や達成感が得られるかもしれませんが、他人同士の中では協力して物事に取り組むことは、時に大変なこともあります。
一緒にやるなら楽しく!相手のために繋がる、自分の知識や技術、モチベーションも高める考え方を身につけてていきたいものです。

子どもたちの運動教室というこの場でも、その様な子どもたちの今や、未来につながる場創りができたら、と思う今日この頃です。


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