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ブログ・ワンポイントレッスン

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【マット運動】前転

こんばんは。
スポーツひろばの今村こころです。

スポーツひろばの今月の運動テーマは


【マット運動】


回転系の技
前に回る【前転】
後ろに回る【後転】
を基本に、

足を開く【開脚前転】【開脚後転】
倒立系の技
【倒立】【側転(側方倒立回転)】
にも挑戦していきます。


今週は【前転】の指導法について考えてみたいと思います。

技の完成までには3つの段階があります。

①構える
②回る
③立ち上がる

1つずつ説明していきたいと思います。
①構える
腕で体を支えるために、一番最初に手のひらをマットにしっかりつける必要があります。

「手はパー、マットにバン!」

またこの際は、しゃがんだ姿勢から、手は足の近くに着きます。

手をつく位置が遠かったり、座った状態で構えてしまうと、背中を丸めることができないため回りにくく、回転の勢いがつきにくくなります。

②回る
スムーズに回転するには、背中をダンゴムシのように丸める必要があります。
そのために、頭頂部ではなく後頭部をマットにつける必要があります。

「おへそをみて、くるっ!」

しゃがんだ姿勢から足を閉じて回る、というのが基本形ですが、なかなか自分から回るきっかけかつかめない、回るのが怖いという子どもには、まずは逆さ感覚や回転感覚を経験させるために、基本形にこだわらず【回る】ことを目指します。慣れて余裕が出てきたら、徐々に細部を詰めていけば良いです。

事例1:なかなかおへそを見ることができない

「ハイハイの姿勢からお尻を高く上げた状態でおへそを見て、クルッ」

お尻を高く上げ、手を足に近づけると前屈のような姿勢に近づきおへそが見やすくなります。

事例2:なかなか回るきっかけがつかめない(または怖い)

「おへそを見て、キック」

足でマットを蹴り上げて前方向への重心移動の動力にします。
怖い子どもには、指導者が、横から子どもの後頭部を支えてお尻を回転方向に移動させる補助をします。

③立ち上がる
「クルッと回って、前ならえ(バンザイ)!」
回転に勢いのある子どもは、手をつかないというこの様な伝え方で、立ち上がることも出来ます。
ですが、回っても天井を向いた時に足が伸びて体が開いてしまうと、仰向けに寝転がってしまい起き上がることができません。

「最後までダンゴムシで、バンザイ!」
「かかとをお尻につけて、バンザイ!」

など、体が伸びきらない様な声かけをしてあげます。


また、回転の勢いも必要になるので、
「バン、クルッ」を強く早く言ってみたり、
「3秒で回ろう。バン、3・2・1!」
など秒数で速さを示してあげます。

以上が【前転】の指導法になります。
前転という技の完成だけが「できた」ではなく、前転の一連の動きを細分化して、部分部分の結果や努力を認めてあげる、そのような経験を積み重ねて、繋げていく過程が、「できた」のもっと先にある「嬉しい」「楽しい」「運動が好き」に繋がるのだと思います。

そんなこんなで、今月ももうすこしで折り返し。後半は【後転】の指導法も考えてみたいと思います!

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