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ブログ・ワンポイントレッスン

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両足ジャンプができなかった子【第二話】

こんばんは

スポーツひろば ゾノ先生 です。

先日

以前にもご紹介した

以前の記事に両足ジャンプ

両足ジャンプができなかったお子さんが

遠い地からわざわざ新幹線に乗って

お越しいただきました。


今回の内容は

でんぐり返し

ケンケン

です。


まずはでんぐり返し

これはすぐできるようになりました。

まずは両手を着く位置が遠く

頭を中に入れることができずに

横に転がってしまう

という状態だったので


手を足のすぐ近くにおいて

足の間からお母さんを見ながら

でんぐり返しをやってみようか!


これですぐできるようになりました。


次はケンケンです。

両足ジャンプの発展系になります。

念のため、ケンケンは理解できているかを確認です。

片足をあげてジャンプらしきものはするのですが

地面から足が上がらない

つま先立ちをするような状態になってしまいました。


そこで、まずはケンケンを分解して考えてみました。

いきなりケンは難しい


両足ジャンプから着地片足


をやってもらったのですが

両足が着地してから片足があがってしまいました。

これはまだ難しいと判断して

見切りをつけました。


ケンケンで重要なのは

つま先体重で体を支えること

そして、片足で立ち続けられる感覚が必要になります。

女の子の前に座って

先生の前に立ってもらい

先生の頭に両手をのせて

片足で立ってみて


立てます。


じゃあこの前教えた

ジャンプをやってみよう!

手は頭のままでいいからね!

でも片足は降ろさないように先生が持ってるね!


とやらせてみたら

ほんの少し浮くことできました。


持っている片足に体重も殆どかかっていません


次のステップ

なるべく自力で!


こんどは壁に手を着きながらケンケンです。

片足でジャンプはできても

着地でバランスを崩して両足になってしまったらケンケンになりませんので

自分でなるべく足を降ろさない。けれでもバランスを保つために壁に助けを借りる

という状態です。

前に進むために

ロープを床に10cm感覚で3本引いて

線を踏んで次の線を踏む

というのを行いました。


ロープにはわずかですが段差が生じるので

踏むためにはほんの少しでもジャンプができなくては

乗ることができない。


という状態を作り出して

極力言葉での指示を減らして

本能や感覚でできるようにしました


相手は三歳の女の子です。

指示少なめ

効果高め

の内容を意識して行いました。


結果

壁に手をついて

ケンケン3歩が完成しました。


まったくジャンプができていなかったところから

大きな進歩がみられました。


しかも今回は

お子さんちょっと風邪気味・・・

咳がコホコホ

ふつうであればお子さんのことを考えて

早めにとなるのですが

そんなに頻繁に来れない遠さなので

とにかく簡単に

とにかくエラーレス

を意識して行いました。

なんとか50分間のレッスンを体調悪い中

行うことができました。


う~ん

本当は良い体調でレッスンしたかった!!

でも子どもの体調も含めて

バイオリズムは常に不安定

下がっているときでも

気持ちのいい状態に持っていけるように

レッスンは行っていきたいですね。

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